ご存知の通り、先週木曜日に新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の小中高に対して休校要請が出された。
私の子供たちが通う小学校も例外ではなく、2月28日の登校を最後に3学期が終了することになった。
2年生の娘はまあいいとして、問題は6年生の息子だ(中学3年生、高校3年生も同じだと思う)。
3学期が始まってからは「学校に行くのも残り22日なんだよ」なんてついこの間話していたばかり。そうやってカウントしながら、受験の終わった子供たちもやっと遊びに混ざって、小学校生活最後の思い出を友達と作ろうとし始めた矢先だっただろう。先生方だってそうだ。
そのカウントダウンが急に「残り1日」になったのだから、気持ちが追いつかないのも無理はない。
親としても、急に「はい今日でランドセル姿は最後ですよ」と言われてとてもうろたえただろう。
私なんかは、休校期間の2週間にびっしりとアポを入れていたのでそれをどうするかに気を取られ、最後のランドセル登校であることに気がつかず、息子のランドセル姿、登校する後ろ姿をしっかりと目に焼き付けることができなかった。
息子が帰ってきてから気が付いて呆然とした。その後悔はとても大きい。あの日はもう戻らないのだから。
親も親だけど、子供の方も、お子さんによってはかなり気持ちが沈んでしまって泣き腫らしている、という声も聞く。
そして、そんな子供の姿を見て、親も当然、悲しくなるわけで。
私は医療や感染症の専門家でもないから、今回の休校の是非について述べられる立場ではないけれど、家庭への影響、仕事や子供たちの居場所、過ごし方、という以外に、親子のメンタルへの影響がかなり大きいということだけははっきりと書いておきたいと思う。
とはいえ、憎むべきはあくまでも新型コロナウイルス、であるが。
休校初日の3/2〜3/4までの4日間、私は、お昼ごはんだけ用意し、在宅勤務の夫に子供たちを任せて出勤していた。
さすがに任せっぱなしはどうかと思い、これを書いている今日3/5、在宅勤務をしてみたが、もう、全然無理で、半日だけど発狂しそうである。しそう、というかすでに発狂していて、午前中の1/3以上を怒鳴って過ごした気がする。
正直いうと、このあとアポに出かけるのが待ち遠しい。
「春休みなどと同じ休みではない」と伝えても、すっかりおやすみモードの子供たちはどうしてもダラダラするからそれを律するのも大変だし、やれやれ出かけた、と思ってもすぐに電話がかかってきて、友達の家で遊んでいいか、とか、うちで遊んでもいいか、とか、ダメならいつうちに友達を呼べるのか、とか。
家にいたらいたで、突然「ママ、クイズです!ジャジャン!江戸幕府の三代将軍が〜〜〜〜」と始まったり「お腹すいた〜」とか「スクリーンタイム解除して」とか。
やっと静かになったと思ったらプレステを起動していたらしく、「ダダダダダダ!パンパンパンパン!ズキューン!」
なんだうるさい!と思ったらFortniteに夢中でいらっしゃる。
かわいいと思うし、休日なら良いのだけど、諸々テンパっている私にはなかなかハードだ。
働けない。
ただ、息子は息子なりに、残念さ、悲しさ、寂しさがありながらも、乗り越えたらしいことについては本当に良かったと思っている。
※もしかしたら乗り越えたとかではなく、最初から「休みだ!ヒャッホーイ」だった可能性あり。
卒業式も実施はされるようだが親は出席できず卒業生だけで短縮してやるという。それもなんだかとても寂しく悲しいけれど、こればかりはどうしようもない。
突如強制終了された小学校生活も、縮小化された卒業式も、いつか笑って話せる思い出になるのだろうか。
「新型コロナウイルスのせいで最後の小学校生活を台無しにされて頭にきたから、感染症の研究者になって感染症を撲滅する!」みたいな子供も出てきそうで、将来が楽しみだ。
今悲しんでいる子も、どうか乗り越えて、思い出にして欲しいなと思う。
それにしても、まだ残り1ヶ月も休みがある。
私も、熊本市長の真似をして言ってもいいですか?
コロナのばかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
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