『スタッフ自慢』

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おはようございます、フラップの小沼です。
今日はうちのスタッフについてのお話しです。
手前味噌で恐縮ですが、当社で働いてくれているスタッフはみんなとても素晴らしい人たちです。私が苦手なところが得意な人、私に欠けているものを持っている人ばかりです。
それは、「私よりすごい人」を採用の条件にしてきたからです。
自分よりすごい人じゃないと加わってもらう意味がない、と思っています。
会社設立当初は、社長はなんでもできるスーパーマンじゃないといけない気がして、全部ひとりでやろうと思っていました。どの業務も、自分がナンバーワンでないと社長としてかっこ悪い、と。
でも、やっぱり苦手なものは苦手です。時間がかかる上にクオリティもいまひとつ。
得意な人にお願いをするというのは、自分の負けを認めるようでなんだか悔しい……でも、一度負けを認めて任せてしまえば、こんなに素晴らしいことはないなと思いました。
一番良かったのは、スタッフに対する感謝と敬意をはっきりと持てるようになったことです。
「Aさんは私が苦手な○○ができてすごい!」「Bさんは私が苦手な○○をしっかりやってくれて助かる!」そう思えるから、私は自分の得意なことをしっかりやっていこうと思えますし、みんながいてくれて助かると素直に思えます。
「うちの社員は使えない人ばかりで人件費がもったいない」などと嘆く社長さんもいらっしゃると聞きますが、それはあまりにも悲しいなと思います。
他の社長さんたちとお話をしていて「とにかく人が欲しい。そこそこでいいんだけど……」なんて話を聞くと、「そこそこじゃダメですよ!時間がかかっても絶対に自分よりすごい人を入れるべきです!」と話し始め、その理由として自社のスタッフがいかにすごい人たちでどれだけ私が助かっているかという話にはじまり、気が付くといつの間にか「スタッフ自慢」をしてしまっています。自覚したときの恥ずかしさと言ったら……。帰り道はいつも一人反省会です。
他の方への自慢はほどほどにと思っていますが、私の中で「この人がいてくれてよかった」と思える人たちと働くことができているのは、本当に幸せなことだと、いつも感じています。
今、人手が足りず、猫の手も借りたい気持ちではありますが、これからも「私よりすごい人」という採用条件は緩めずにやっていきたいと思っています。