『大事じゃなさそうなことが実は大事だったという話』

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新型コロナウイルスが猛威を振るっている。
パンデミックなんて歴史上の話に過ぎないと思っていたのに、今や自分がその禍の中にいて、思いがけず歴史の証人になってしまった。

私がおばあちゃんになった時、かつて祖父母に戦時中の話を聞いたように、私も若い人たちに今日のことを話すのだろうか。

その時に私がどうしても語りたいことが一つある。
それは、一見それほど大事ではないように思えることが実は大事だって気がついた、ということ。

通勤やランチタイム。
会社でのちょっとした雑談。
カフェでテイクアウトのコーヒーを待っている時間。

忙しい時はこういうことを楽しむ余裕がなくなっていたけれど、いざ外出を自粛して家にこもるようになってみると、こういう時間も自分の毎日を彩ってくれていたんだなと気がついた。

人類とコロナとの戦いにある程度勝ち目が見えて、この自粛モードが解除されたら、こういう時間もちゃんと慈しもうと思っている。