『運動の習慣化を全力で勧めるうっとうしい記事』

社長のつぶやき
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「運動はした方がいい」
これはもう、いろんなメディアや医療・ヘルスケアの専門家から、そして諸先輩方から(なんなら私より若い人からも)さんざん言われてきた話であり、異論を唱える人はほとんどいないのではないでしょうか。
私ももちろん、運動したほうがいいことはわかっていましたが、そもそも運動が苦手で嫌いだったので、
・仕事が忙しい!
・運動する時間もったいない!(そんな時間があったら他にやることいっぱいある)
・運動なんかする気にならない!
・そもそも運動するための体力がなくて運動を始めて5分でバテる!
・・・という具合に、やらない理由が不思議といくらでも出てきて、長年、「運動してます」と言える状態ではありませんでした。
しかし今、私は、自分が続けられる運動に出会うことができて、この1年5ヶ月は平均して週4日ほどジムに通っています。
運動するようになって本当に良かったと思っているし、何でもっと早く運動習慣を身につけなかったんだろうと少し後悔をしています。
実は私は、今のジムに通い始める前にも3年ほど別のジムに通っていました(通っていたというか、お金を払っていたというか)。
しかし、そもそも運動が嫌いなのでなかなか行かないんですよね。
「今日はちょっとこの提案書を終わらせてしまおうかな」なんてやっているうちに、もうジムに行けない時間になってしまうわけです。でも私、悪くない。仕事してたし!って思ってました。
週末に「今週1回も行ってないのはさすがにいかがなものか」と重い腰を上げて行っても、気がついたら10分たらずでランニングマシーンからおりて岩盤浴で寝ていたり(リラックスという意味ではいいのですが)。
そのジムもとてもいいジムでした。悪いのはジムではなく、いいジムを活用できない私に決まっているのですが、「好きなタイミングで行って好きなだけ運動して好きな時に帰ってくる」という便利な仕組みが、運動嫌いの私には逆効果になってしまっていました。
そんな時に出会ったのが、今通っているジム。
ここは、私の「行けない理由」「頑張れない理由」を全て無言で握り潰す恐ろしい仕組みのジムでした。
全てのレッスンの開始・終了時間が決まっていて、行きたいレッスンをWEBで予約して開始5分前までにチェックインしないと参加できません(厳しい!)。
予約はWEBから簡単にできるけれど、開始30分前を過ぎるともうキャンセルはできず、行かない場合は無断欠席となり、無断欠席×3回で翌月の予約が不利になるというペナルティが。
私からすると、以前のジム通いでは通用した「ギリギリまで頑張ったけど、あと少し仕事をしたいから今日はやめておこうかな」ができないという、見事な仕組みになっています。
そして、ひとたびジムに行ったなら、最後まで全力で運動しないといけない仕組みになっています。
レッスンスタート時にスタジオは完全閉鎖。もし具合が悪くなったりしたら退室できる、といわれるものの、「疲れたから今日はもう帰ろっ♪」なんて気軽に出られる雰囲気じゃない・・・。
周りの人たちも全力で頑張っているし、インストラクターさんもものすごい勢いで煽ってくるので、手抜きできる雰囲気でもない・・・。ちょっと手抜きがバレるとすぐに「I’m watching you!」と指されます。
予約をしたら最後、とにかく行って、ほぼ全力で運動して帰ってくるしかないのです。
こんな感じで、最初は半ば強制しているような?されているような?感じでスタートしましたが、だからこそ私のような運動嫌いでも続けられているんですね。
そして続けているうちに運動することがだんだん楽しくなり体力もついてきて、通うことが苦じゃなくなります。今では、ジムに行かないとなんか調子が悪いくらい・・・。
さて、本題です。
ジムに行って何が良かったのか?
多少痩せたり体が引き締まったこともあるけれど、何よりも良かったと思うのは、体力と精神力がついたこと。
運動を始める前は、夕方になるとだいぶ疲れていて仕事のペースがダウン。帰宅して食事の準備をするともうかなりヘロヘロで、仕事が残っていても、子供たちが寝た後に再開する気力はとてもありませんでした。
でも今は、夕方以降もペースダウンすることなく働き、子供たちが眠った後に仕事の続きをしたり、本を読んだりできるようになりました。
「運動で鍛えるのは筋肉じゃない、メンタルだ!」という名言をどこかで目にしましたが、それもその通りだと実感。
運動は多少の辛さ・苦しさを伴います。苦しい中でのあと一歩をこなすことで、メンタルも鍛えられていきます。
IT社長はなぜこぞって早朝にジムにいくんだろう、ファッションかな?くらいのことを思っていたのですが(失礼ですね)、今なら私もわかります。
運動は、仕事の一部といってもおそらく間違いではないほど重要。間違いなく、毎日の仕事や生活の質を上げてくれると思います。
そのことを今まで何人もの先輩方に繰り返し言われていたのですが、お恥ずかしい話、本当に、自分でやるまでわかりませんでした。
「1時間ジムに行くんだったら1時間多く仕事したほうがいいでしょ」って何の疑いもなく思っていました。
でも、それは間違いでした。運動をすることで、残りの仕事時間のパフォーマンスが大きく変わってきます。
だからみなさんにも全力で、運動の習慣化を勧めたいのです!!!
といっても、私がいくら勧められてもやる気にならなかったのと同様、「そうはいってもねえ・・・」と思っちゃいますよね。でもどうしてもやってほしい!
きっともっと毎日が充実して仕事のクオリティも上がって、「何でもっと早く始めなかったんだろう」と思うはずです。
運動、運動、って、筋肉宗教みたいでちょっとうっとうしいですよね。私も本当そう思っていましたが、本当に大げさでなく人生が変わるから、どうしても勧めたくなってしまうんですよね。
・・・っていうのが筋肉宗教なのかな(笑)。
好きな運動・合う運動は人それぞれだと思いますが、私みたいに運動が嫌いな人は、軽い強制とちょっとの楽しさからスタートするのがいいかもしれません。
これを読んでくださった方の中から、運動習慣が身について毎日が更に充実した!という人が一人でも多く出ることを願って。