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フリーランスを7年、経営者を5年、合計12年ほど自分で事業をやってきた(規模は小さいけれど)。

この12年を振り返ってみて思うのは、「ポジティブなことにもネガティブなことにも動じないメンタル」というのは、自営業者(フリーランスも含む)にとって最も重要なことの一つだということ。

例えば、朝にとても良い話が飛び込んできて喜んだのも束の間、夕方には経営を揺るがすような悪い出来事があったりして、1日の中でも天国と地獄を行き来するようなのが自営業者の日常である。

良いことについてはまあ良い。ただ喜んでおけばいいのだ。
でも、悪いことについてはそうはいかない。最初のうちは、もう人生終わったというくらい心が掻き乱され、振り回され、疲れてしまっていた。
でも、少しずつ慣れてきた。
慣れてきた、というより、乗り越え方を学んだというのが近いかもしれない。

良いこともたくさんは続かない。
悪いこともそう長くは続かない。

この12年で本当にそういうものなんだと実感したから、良いことがあっても喜び過ぎなくなったし、悪いことがあっても悲観し過ぎなくなった。
最高のことが起きても最悪の事態になってもどちらでもいいように、最高のことをイメージしながら最悪の事態を想定している、そんな毎日だ。

それでも、さすがに悪いことが続きすぎると、もうずっとこのままなんじゃないかと不安になったり、幸運に見放されているような自分を恥ずかしく、情けなく思う。

そういう時はまず、クライアント、スタッフを始め、相談に乗ってくれる他社の社長さんなどいつもお世話になっている方々、家族・友人に意識を向けることにしている。
そうすると「こんなにたくさんの人がうちの会社のために頑張ってくれているんだから、事態が良くならないはずはない」と思えるのだ。

少し平静を取り戻したところで、次に「This is me」を聴きながら、自分に対する恥ずかしさや情けなさにちょっとだけ向き合うことにしている(ちなみに、私が好きなのはThe Reimagined Remix)。

この曲は、映画「The Greatest Showman / グレイテスト・ショーマン」で使われていた曲。
私は映画はまだ観ていないけれど、通っているジムの、あるレッスンのラストの曲で使われていて知った。トレーニングがうまくできた日もできなかった日もすべての頑張りを肯定してくれる印象があり、何回か聴いているうちに、自己肯定感のスイッチが入る曲になった。

この2つのステップが、私のジェットコースターの日々の乗り越え方となっている。

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている今、自営業者に限らず、似たような状況の人がたくさんいると思う。
体の健康はもちろんだけど、心の健康も維持していくことが大事だと思うので、そのためにこの記事が少しでも誰かの役に立てばいいなと思っている。


Mitsuyo Onuma