「人は、自分が人に“してもらったこと”の35倍もの、人に“してあげたこと”を覚えている」という記事をインターネットで読みました。
※アメリカのトラフィモウ博士という方が400名の学生に対して行った調査での結果ということですが、原文を見つけることができなかったので、「35倍」という数値の正確性などについてはわかりません。
確かに、実際に「あの人にあんなによくしてあげたのに」という愚痴を聞くことは少なくないですし、私も「私はこんなにやってるのに」なんて思ってしまうこともあります。
自分ばかり尽くして損をしているような気分になりがちですが、この調査の結果が本当だとしたら、相手も自分に対して同じことを思っている可能性が高いのかもしれません。
「自分ばかり相手に尽くして損をしている」という気持ちになることは、そう多くはなくても、一度そう思うと、悶々としてしまいがちです。
本当にそうだとしたら自分のふるまいなどを考え直す良い機会かもしれないですが、それが自分の勘違いだとしたら、そんな気持ちに囚われている時間がもったいない!
「人にしてもらったことはしっかりと覚えておくこと。人にしてあげたことは“ありがとう”の笑顔を見たらすぐに忘れること」---以前、そんな言葉を本で読んだことを思い出しました。
これはとても理に適っていたのですね。
皆さんも、もしも「自分ばかりが人に尽くして損をしている」という気持ちになってしまうことがあったら、このことを思い出してみてください。
きっと心が軽くなるのではと思います!
『人にしてもらったことは忘れないこと。してあげたことはすぐに忘れること』
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